R22冷媒の業務用エアコンを計画更新させていただきました!
夏も終わってエアコンの役目もひと段落したこの季節に
計画更新をされる業者様が増えています。
R22冷媒とは?となる方が多いと思いますが
R22冷媒とはエアコンの中に入っているフロンガスの種類のことです!
写真は室内機と室外機をつなぐ銅管をガス溶接で繋いでいるところです!
この銅管を通って室内機と室外機をフロンガスは循環しています。
10年以上前の業務用エアコンではよく使われていたR22冷媒ですが
2020年までに生産は終了しており、
現在は新冷媒R32が多く使用されています。
どうして新しいガスに変更になったかというと
冷媒ガスに含まれる
「オゾン破壊係数」と「地球温暖化係数」というものが関係しています。
オゾン破壊係数とは
地球の周りを覆っているオゾン層を破壊してしまう効果を表した数字です。
R22冷媒のオゾン破壊係数0.05
R32冷媒ではオゾン破壊係数は0です!
地球温暖化係数とは
地球を熱くしてしまう効果を表した数字です。
R22冷媒の地球温暖化係数は1810
R32冷媒の地球温暖化係数は675
昔に比べて近年の夏が暑くなっているのは、
地球温暖化係数の多い冷媒が大気に放出されてきたことも
原因の一つに挙げられています。
R22冷媒に比べればR32冷媒は
オゾン破壊係数は0
地球温暖化係数も半分以下になっていますが
これからの地球環境のためにどちらも大気に放出してはいけません!
10年以上前のR22冷媒を使用し続けることは、機器の腐食などによる
冷媒ガスの大気放出リスクが高いだけでなく
故障した際に既に製造されていないR22冷媒や部品の入手が困難なため
修理に時間がかかったり、修理不可能な場合もあります。
現在のエアコンは省エネ性能もあがっているので、
R22冷媒のエアコンから新しいエアコンに更新することは
環境にも電気代にも優しいです!
お使いのエアコンが古くなったなと感じている方は是非ご相談ください!
エアコンでお困りの場合はFJコーポレーションにご相談ください!